コロナ巣ごもりの経験が生んだ知恵 室内に「外の世界」を作る
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「木は、過去を思い起こさせると同時に、もっと持続可能な未来へと目を向かせてくれる」。建築事務所Finegold Alexander Architects(訳注=本拠ボストン)の社長モー・ファインゴールドは、こう指摘する。
いきなりパンチラインです。
素晴らしいです。
こぴぺ↓
米国人は、自分の時間の90%を屋内で過ごしている(米環境保護庁調べ)。残りの10%が、いかに大切か。今回のコロナ禍の巣ごもり体験が教えてくれた。
自然の中で過ごすことには、さまざまな効能がある。「コルチゾール(訳注=ストレスなどで分泌される副腎皮質ホルモンの一種)の値は下がり、気持ちが安らぐ。不安は和らぎ、気分がよくなる」と米マイアミの室内装飾家ベア・ピラゴンザレスは指摘する。「体が、それを強く求めている。野外でもたらされるものに、私たちは飢えているともいえる」
その飢えを、どう満たすか。最近、出版された「Biophilia: You + Nature + Home(バイオフィリア〈生命愛〉:あなた+自然+住まい)」(Kyle Books、21.99ドル)は、まさにこの問題をテーマとしている。著者のサリー・クルサードは室内装飾家で、英ノース・ヨークシャーを拠点に著述活動に携わっている。
本では、「バイオフィリア」(訳注=「bio:生命・生き物〈自然〉」と「philia:愛好」を組み合わせた造語)について詳しく述べている。「人類は生命への愛を先天的に持ち、自然界と心の底からつながっている」とする考え。米生物学者エドワード・O・ウィルソンらが仮説として唱え始め、さまざまな生活様式をもたらす原動力となった。都会でのミツバチの飼育や多様な庭造りの促進。住まいや職場にも、驚くような発想で採り入れられている。
https://globe.asahi.com/article/13568625
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